5月を迎えて最近の最高気温は25℃近くまで上がる日も出てきましたね。
日中の外出では半袖によるコーディネートが過ごしやすく感じる人も多いことでしょう。
今回の記事では、気候や環境の変化に適応しつつも周りから好印象に見える、今の時期に相応しい「クールビズ」の服装と種類についてご紹介したいと思います。
コロナ禍の影響により、以前に比べてオフィス出勤が少なくなったビジネスマンも多いのではないでしょうか。
そんな中、自宅でヴィデオチャットツールを利用してビジネスコミュニケーションをとる機会が増えた方もいらっしゃいます。
訪問機会の多い営業マンはもちろんのこと、自宅とはいえオンライン上で外部と接触を図る機会の方は、服装から好印象を与えられるようにしておきたいものです。
そのためにも、皆さんには「クールビズ」の成り立ちをしっかりと把握された上で、コーディネートが出来るようになって貰えたらと思います。
クールビズの成り立ち
まずは、クールビズの成り立ちからお伝えしたいと思います。
もともとは、温室効果ガス削減のために、夏のエアコンの設定温度を28℃にして、オフィスで快適に過ごせることを目的に2005年からスタートしました。
そしてクールビズという用語は2005年4月に行なわれた環境省の公募で決まりました。
「cool」とビジネス(business)の短縮系の「ビズ(BIZ)」を合わせた造語です、その時の内閣総理大臣は小泉純一郎さんです。
あくまで地球温暖化防止の取り組みの一環ですから、日中に暑さを感じつつある今の季節とはいえ、お客様の元へ訪問する際にジャケットを着ないで、ネクタイもしないというビジネススタイルには違和感を感じることもあります。
クールビズの「正しい服装」というものはなく、会社や職場などの着る「場所」と、周りにいる「相手」の雰囲気に合わせて選ぶ必要があります。。
洋服本来の意味をしっかりと理解したうえで「クールビズ」を着こなせるようになるのが大切なポイントと言えるでしょう。
ちなみにクールビズの実施期間は、昨年と同様、5月1日から9月30日までとなります。
クールビズ(外出編)
暑さを感じる日も出てきましたが、お客さんとの商談など、服装からシッカリとした印象を保つ必要があります。
客先訪問時に、相手先の担当者から好印象に見えるクールビズの服装を取り入れるには、相手先の服装規定に合わせるのが一番です。
【ジャケット×シャツ×スラックス】
テーラードジャケットとスラックスの上下にネクタイを合わせたカッチリ目のクールビズスタイルです。
服装規定がカッチリした銀行、弁護士、税理士などの士業に向いている服装です。
【シャツ×スラックス】
淡いピンクのシャツにスラックスを合わせた服装は、ネクタイを締める必要はないものの、適度にカッチリした服装が求められるメーカーや商社系におすすめです。
【ポロシャツ×チノパン】
ポロシャツは裾を出して着るアイテムであることからカジュアル感の強いクールビズ向けの服装です。
服装規定の緩いマスコミ系・IT系などにおすすめです。
クールビズ(社内編)
オフィスで仕事をする際には、自社の服装規定をしっかりと把握することが重要です。
【ジャケット×チノパン】
ビデオ通話による打合せで相手から好印象に見て貰える服装は、室内とはいえジャケットを羽織るだけで印象はグッと大人っぽくなるのでおすすめです。
【長袖シャツ】
5月初旬から6月、9月のクールビズでは長袖シャツを利用してみましょう。
朝晩と日中とで気温差が大きい季節には、暖かい時間帯は袖を捲ることも出来るので最適と言えるでしょう。
【ポロシャツ】
7月から8月にかけての真夏の時期は半袖のポロシャツは利用しやすいでしょう。
大振りの襟の付いたポロシャツを選ぶことで、より大人っぽい印象を与えることができます。
まとめ
今回の記事では「クールビズ」の服装の種類とコーディネートについて画像を使いながらご紹介しました。
着るべき服装選びのポイントは、着る「場所」と会う「相手」に配慮して選ぶことです。
これらのポイントを意識して選ぶことで、周りからも「ちゃんと気を使って服装選んでいるな」と好印象に感じてもらえて、社内外から高評価を得られるようになりますよ。
5月からのクールビズに備えて、服装からしっかりとイメージアップを図っていきましょう。