夏前に梅雨入りする時期である6月。
一日を通して雨が降り続けるため、日によって気温が変わったり湿気が強くてジメジメとすることから、苦手意識のある人も多いのではないでしょうか。
ちなみに今年の梅雨入り予想は、九州南部・北部~東海地方は6月11日頃、関東甲信地方~東北南部は6月12日頃、東北北部は6月15日頃となっています。
6月は涼しい日と暑い日が行ったり来たりの日々で服装選びに悩まれる方も多いです。
今回のブログでは、男性専門パーソナルスタイリストの私たちが、6月の気温をグラフでご紹介しながら、この時期に着るべき服装の種類とポイントについてお伝えします。
昨年6月の東京の気温を見てみると、最低気温が15℃から20℃付近を推移しているため防寒用のコートを着る機会はありません。
雨の日が続くと太陽が隠れるため実際の気温よりも肌寒さを感じることがあるため、薄手の羽織物を準備しておくと良いでしょう。
最高気温は25℃から30℃付近を推移していることから、上半身には「半袖アイテム」を中心に、「半袖トップスの上に軽い羽織物」を準備しておくと安心ですね。
【2021年6月の気温】
(参照:goo天気)
最高気温が30℃付近までになる日は「上半身に半袖アイテム」をメインに服装を選びますが、曇りや雨が続くと最高気温と最低気温の差がなくなって25℃から20℃まで下がる日もでてきます。そんな時には「上半身に長袖アイテムか薄手の羽織物」を準備しておくといいでしょう。
季節に合った服装を選ぶには、各月の気温を把握して服装を選ぶと、快適に、かつ、他人からイメージを上げる着こなしにも繋がります。次の章では6月の服装のポイントを紹介しましょう。
6月のメンズ服装2つのポイント
【平均温度22.7℃、最高気温27.3℃、最低気温19.4℃】
(参照:気象庁)
6月の気温の特徴は以下の2点です。
・最低気温は20℃近くを推移
・最高気温は25℃を超える日がでてくる
5月に比べて、最低気温は5℃強ほど上がるので、一日を通して暑さを感じる日が多くなる月です。
ただし、日中と朝晩とで気温差は10℃近くあるため、1日外出する際には薄手の羽織物は準備して行きましょう。
6月の服装選びの特徴は以下の2点です。
・晴天の日中は基本的に半袖コーディネート
・肌寒さを感じる日は脱ぎ着のしやすい薄手の羽織物を
6月のメンズ服装コーディネート例
6月に着る男性服装のポイントは、【上半身に半袖トップスを着るコーディネート】が軸になります。
一日外出する際は、朝晩に涼しさを感じることもありますので、【薄手の羽織物】を持っておくと安心です。
続いて、コーディネート画像を見て頂きましょう。
【襟有り半袖トップスを使ったコーディネート】
暑さを感じる6月に大人っぽい印象にしたい場合、上半身に襟の付いた半袖シャツかポロシャツを使ったコーディネートがおすすめです。シャツの裾を外に出して着る上で、お尻が隠れない着丈を選ぶとスッキリとした印象になります。
【襟無し半袖トップスを使ったコーディネート】
よりカジュアルな印象にしたい場合は襟の無いTシャツを選びましょう。
スマートかつ大人っぽい印象にするには、Tシャツのサイズは細身のシルエットを選ぶといいでしょう。
【長袖トップスを使ったコーディネート】
朝晩は気温が20℃を下回る日もありますので、一日を通して外出する場合には、長袖トップスを着て外出するといいでしょう。「長袖カットソー」は1枚で着ることも出来ますし、ジャケットやカーディガンとも合わせられる便利なアイテムです。
【柔らかい印象の長袖トップスを使ったコーディネート】
6月のアクティブシーンではカジュアルな印象になるパーカーを選びましょう。
暑い時には折りたたんでバックに入れることができて、シワにもなりにくいために取り扱いがラクなのが特徴です。
【カッチリした印象の長袖トップスを使ったコーディネート】
湿度の高い6月の気候には通気性の高い綿素材のジャケットでカッチリと見せましょう。インナーに半袖カットソーを合わせることで涼し気な印象に見せつつ、適度に大人っぽいコーディネートが完成します。
まとめ
6月は春から夏に向けての切り替えの時期となり、洋服選びに困る男性も多いです。
上に着るアイテムを気温と着る場面によって使い分けることが男性専門パーソナルスタイリストが提唱するポイントです。
その際の洋服は、25度を超える日は「半袖トップス」を選び、20℃付近を推移する日の外出シーンには「長袖トップス」を選ぶことで、この時期に最適な安心のコーディネートが出来ます。
この機会にご自身のワードローブを見直し、足りないアイテムを買い足しながら、6月を乗り切りましょう。